大和整體の施術
〜 良薬は口に苦し 〜


 

 大和整體の施術は「体を治すこと」よりも、「体を変えること」を優先しております。これは「体質を変える」と言い換えれば分かりやすいかと思います。厄介な愁訴や疾病を抱える方々というのは、大抵あちこちで治療なり施術を受けても、その効果が「元に戻ってしまうこと」で悩んでおられます。しかしこれについては、体には「恒常性」というものがあるわけで、体は良くも悪くも「慣れた状態」を維持するように出来ています。つまりどんなに悪い状態の体でも、その状態に慣れてしまい、そのバランスで安定してしまえば、体はその「誤った悪い状態」を維持しようと働くわけです。体というものは良し悪しを抜きにして「慣れた安定」を好み、「不安定になる変化(治療や施術による急な変化)」を嫌うものです。

 

 こうした悪循環を変えるためには、一度既存のバランスを崩すことで新しいバランスへと体の機能を変えていけばいいのですが、これが難しい話なのです。これまでの安定した(悪い)バランスを崩せば、当然体は安定を失い、不調に陥ります。なので、好んでこのような危険を犯す施術家は多くありません。これに対して、大和整體はそもそも「ヒト(武家の長男)を長く生かす」ための施術なので、そのヒトの体質自体に謝りがあるなら、これを正さねばなりません。ただそれには、既存のバランスを崩すことで生じるあらゆるリスクを理解しつつ、それに対応できることが必須なわけで、そこに特化しているのが私たちが行う大和整體です。他の施術院と違い、「その場を楽にする」ことは目的としていないので、時には本人が経験したことのない不調を感じて驚かれることもありますが、それは必ず先々の「大きな楽」へと繋がるものです。