新規資料作成中


 

 これまで「大和整體の勉強会資料」として幾つかの資料を作成してきました。長くそうした作業に携わってきた経験から得たひとつの答えは、「どんな療法であれ、突き詰めれば体を扱う上で基本となる部分に大きな差はない」ということです。これは大元の「答」というべき「手技療法のあり方」というものがあるのだとして、いろいろな療法のあり方というのは、「それをどの角度から見ているかの違いに過ぎない」ということです。もちろん、どこ角度から見たとしても、独りの個人がその全容を計り知ることは叶わないわけで、ひとつの療法が示すものは、その断片に過ぎないのだと思います。

 そうしたことを踏まえて、これから書く一連の資料はこれまでのような「大和整體の解説」ではありません。大和整體を通じて知り得た体についての「答えの断片」は、大和整體を実践して下さっている先生方以外にも、多少なりとは有用なものを含んでいると思うので、それをひとつの「整体における手引書」として書き記そうと思います。大和整體独自の技術的な資料は別に扱うとして、ここで扱うのは、大和整體というフィルターを通して見た「ヒトの体のしくみ」についての考察であり、どなたにも読みやすく、理解しやすい内容と表現を心がけています。

 

整体療法の手引書
一日目